β版で既にその存在は知られていましたが, 思えば今回のiOS10.1になるまで表示されていませんでしたね.
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64ビット非対応のアプリを起動すると警告が出るように
こちらのアプリのように, 64ビットに対応してないアプリを起動すると
"(アプリ名)"によりiPhoneの動作が遅くなる場合があります
という警告のポップアップが最初に出るようになりました.
そのアプリが64ビットかそうでないか
これを見分けることは基本的にはできません.
むしろ今回の仕様の区別が付きやすくなったとも言えます, 起動してこのポップアップが出なければ64ビット対応, 出てきたら非対応…ということですから.
これまではアプリのアップデート情報にその旨があるかどうかを確認するしかありませんでしたからね, しかしたくさんアプリを持っていたら全部その方法で調べるのは結構面倒です.
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32ビット, 64ビットとは
そもそもこれらは何を意味するのか, ここで簡単に説明しましょう.
今回のこの32ビットや64ビットというのは, 1度の通信(処理)でやり取りできる情報量のことです.
32ビットなら1回に32ビット, 64ビットなら64ビット分処理ができます.
つまり32ビットから64ビットになることで, 一度に処理できる情報量が2倍になり, それだけスピードアップするわけですね.
逆に64ビットの環境で32ビットのソフトウェアを使っていて一度に64ビットの処理をしてくれるか…というと, 残念ながらそう簡単にはいきません.
もちろん32bit→64bitになったからといって単純に処理効率が2倍になるわけでも, 64bit下で32bitアプリの処理効率がぴったり半分になるわけではありませんが, ある程度のもたつきを感じる事はあるかもしれません.
使えなくなるわけではない
ここで心配なところは「警告が出るからいずれ使えなくなるのでは?」という心配ですが, 基本的に今そのデバイスに入っているものについては問題ありません.
但し毎回起動するたびにこの警告が出るので煩わしいですけどね.
当然ですが,
- アプリを消してしまった
- App Storeに存在しない
- iTunesにバックアップしていない
状況では流石に再び使うことはできません.
アップデートして, かつ64ビットに対応するかはデベロッパーさん次第ですから, 愛用しているアプリは出来るだけデバイスに入れた状態にして消して消さないよう大切にしましょう.
〆
設定アプリから「今後表示しない」な項目が無いかザッと見たんですが無さそうですね.
まぁ, この警告が出るのは初回だけですからそうそう気になる程でもないかもしれません.
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